糖尿病網膜症




糖尿病が進行すると、網膜に影響がでてくることがあります。目のかすみや、視力低下、失明まで引き起こされる方までおられます。

成人の失明原因の第1位にあるのがこの恐ろしい眼の病気である糖尿病網膜症です。糖尿病性網膜症とも呼ばれています。

糖尿病網膜症とはどのような病気かを解説していきます。

糖尿病が原因で網膜に異常が起きる病気です。視神経は脳の神経と性質が同じです。常に栄養と酸素を必要とし、神経細胞が回復することはできません。しかし、糖尿病によって、栄養を供給するために血管が閉塞するなどなんらかの理由で酸素と栄養供給ができなくなる場合があります。このような場合に、出血や白斑などが出現し、硝子体出血、線維増殖膜形成、牽引性網膜剥離へと進み、失明に至る場合も少なくありません。

糖尿病網膜症は糖尿病になって数年で症状があらわれ始めます。糖尿病の方の50%が7年以内に発症するともいわれています。視力低下によって異変が気づかれることがあります。しかし、視力低下しても年齢のせいで起きたと思われる方も多く、初期症状をはっきりと自覚される方はほとんどおられません。年齢的な変化などでよく見られる飛蚊症やかすみ感が先行することもあります。

糖尿病網膜症は定期的に眼科検診を受けると確実に防げる病気であるにもかかわらず、失明になっている方は年間で3000人にも及ぶといわれています。糖尿病の方は眼の検診も欠かさずされることをオススメします。

(C) 2008 糖尿病の食事療法、症状について;糖尿病ナビ